【総まとめ】家賃滞納から強制退去までの流れ|家賃保証会社の怖さ

紙幣

家賃を滞納したらどうなるか知ってますか?

即、退去ってことはありませんが、何ヶ月も滞納していると、やはり「出て行ってくれ」となります。

ですが、その流がどうなっているのかを具体的に分かっている人は少ないと思います。

今回は家賃滞納から強制退去までのプロセスをまとめました。

今、家賃を滞納していて心配な人やこれから滞納しそうな人は、この記事をシッカリ読んで対処してくださいね。

あ、最初に言っておきますけど「抜け道」はありませんので。

払うモノは最後には払わないといけません。

では、はじまり、はじまり~。

家賃滞納から強制退去までの大ざっぱな流れ

家賃滞納から強制退去までの流れは、大家や不動産屋によって少しづつ違ってきますので、大ざっぱな感じでとらえてくださいね。

だいたい、以下のような流れになります。

◎1ヶ月めの滞納は「家賃が入ってませんよ~」的なやんわりした感じ。電話かハガキで。

◎連帯保証人へ通知が行く(もしも保証会社を立ててたらそっちへ行く。コレちょっとヤバい。事情は後述します)

◎2ヶ月めの滞納では内容証明郵便で「早よ、家賃を払え!」的な厳しめの督促が来る。内容証明郵便は法的な証拠になるので、大家側は訴訟を考えてると思った方が良い。

◎それでも払わなければ、大家側は裁判所へ訴えるでしょう。ここら辺もいろいろ手続きがありますが、細かいので省略します。でも、相当ヤバい段階になってます。

◎裁判所から「ちょっと来い!」的な文書が届く。バックレてもいいが、裁判所に行って頭下げた方が良いかも。もう遅いけど。

◎裁判所から「立ち退き催告状」なるものが届く。要するに「おまえ、その部屋から出ていけ!」っていうこと。だいたい1ヶ月くらいは猶予がある。その間に次のアパートを決めて引っ越せってこと。

◎1ヶ月経っても出て行かなければ、強制執行(=強制退去)!

以上、ざっとこんな感じです。

家賃滞納から最終の強制退去までの期間なんですが、最短3ヶ月から最長6ヶ月と幅があります。

その幅は大家や不動産屋のさじ加減で変わって来ます。

ただし、保証会社が間に立っているケースでは早々と事が運ばれて強制退去となります。

連帯保証人に保証会社を立てている場合は要注意です!

保証会社は入居の際に連帯保証人の代わりになってくれた心強い味方なんですが、それはあくまでビジネスであって、家賃滞納したら怖い狼となって牙をむいてきます。

では、事項から各段階について詳しく見ていきましょうか。

家賃滞納は3ヶ月でアウトと思うべし!

大家や不動産屋が裁判に訴えるといっても、だいたいが3ヶ月めの滞納をしてからがほとんどです。

なぜなら、強制退去の判決は1ヶ月や2ヶ月ではまだ出ないんですよ。

過去の判例を調べると「3ヶ月滞納」が強制退去になる基準みたいです。

なので、2ヶ月めまでは安心しておいても良いとは言いませんが、まあそういうことですね。

ですが、そこで調子に乗って3ヶ月めになってしまったら完全アウトと思ってください。

判例というのは余程の事情がない限りはひっくり返りませんので。

理想を言えば2ヶ月滞納の段階で何とかお金を作ってゴメンナサイした方が安全ですよ。

保証会社はシビア! 泣き言は一切通じない

保証会社は入居にあたって、連帯保証人が立てられない人のために保証人になってくれる味方のような存在なんですが、家賃を滞納するとこれが一転して怖い狼となって牙をむいてきます。

上の説明で強制退去までの期間には幅があるって言いましたよね?

それは大家とか不動産屋が情けをかけてくれたり甘い顔をしてくれたりで、裁判や退去を待ってくれるからなんです。

ところが保証会社は完全なビジネスなので待ってくれません。

2ヶ月めの滞納までは黙ってますが、3ヶ月めの滞納になった段階で強制退去へ持って行こうと動き出します。

【警告!】念のために解説しておきます。

保証会社は住居人が延滞した家賃を肩代わりして払ってくれますが、それは言いかえれば住居人が保証会社に借金をしているということになります。

なので、借金の債権者という強い立場から保証会社は住居人を詰めることができます。

第一、延滞が長引けば長引くほど保証会社の負担は増えるので1日でも早く追い出そうとするでしょう。

しかも保証会社というのは大家とか普通の不動産屋と違って裁判のプロなんですよ。

このことは頭に置いておいてください。

というのも、入居にあたって保証会社を利用するような人は家賃滞納の確率が高いので、保証会社は日常茶飯レベルで『裁判⇒強制退去』をやってるからです。

彼ら保証会社は、住居人が1ヶ月めに滞納した段階で強制退去へ向けてロックオンしています。

保証会社を連帯保証人に立てている人は気をつけてください。

噂では、保証会社には元サラ金などで取り立てをやっていた人が多いと聴きます。

さもありなんですが。

強制退去の当日に荷物は差し押さえられる

強制退去の日には、裁判所から来た係の人(執行官)や運送業者、その他にも不動産屋、大家、保証会社などなどの面々が冷酷に住人の荷物をポンポン外へ運び出してトラックに積んでいきます。

住人の荷物は差し押さえになってるからです。

いったん国の倉庫に運んで、場合によっては換金して負債に充てます。

また、この日に鍵業者が来て鍵を変えます。

住人がスペアキーで部屋に出入りするのを防ぐためです。

ちなみに万が一そんなことをしたら、警察を呼ばれても文句言えないので止めましょう。

滞納した家賃は延滞利息がつく|負債は消えない

「退去させられたんだから、もう十分罰は受けた」と思ってはいけません。

この後がキツイんですよ。

なぜなら、住む家が無くなって困ってるところへ残債務の支払い督促が来ますから。

つまり、滞納した家賃や違約金などです。

しかも、これらには延滞利息が付きます。

本来払うべき時期を延滞してるわけですから仕方ありません。

住民票で引っ越し先がバレる

強制退去した後にも上記の負債は残ってるので支払いから逃れられたわけではありません。

当然、支払い督促が来るわけです。

が、それをバックレてしまおうって考える不届きな人がいるんですね。

こういう人は夜逃げ同然に行方をくらまして逃げるんですが、必ず捕まります。

理由は住民票です。

次のアパートを借りたり、就職したりした時に住民票を住んでいる地域へ移すと思います。

それでバレます。

業者側に特別な事情(この場合は支払いのため)があれば、赤の他人でも住民票の情報を役所でもらえるんです。

TVなんかで見たことがあると思いますが、借金取りから逃げている人がコレで見つかることが多いですね。

それを避けようと思えば一生表には出ないで、社会の裏側で幽霊のような存在として生きるしかありません。

信用情報に傷がつく|ブラックリストに載る

家賃滞納や強制退去になったら、事故アリ人間としてブラックリストに載ります。

このブラックリストはどこまでの範囲で共有されているのかは分かりませんが、調べたところでは金融機関のブラックリスト並みにキツイみたいです。

以下に、そのマイナスの影響を挙げておきます。

次から保証会社が使えない

これはほぼ確実。

おそらく保証会社どうしでブラックリストの共有がされているのでしょう。

金融業界と同じですね。

これはイタイです。

入居審査で断られる

保証会社と不動産屋はつながってますから、不動産屋にもブラックリストが流れることは十分考えられます。

となると、やはり入居審査ではじかれることになると思います。

次のアパートが決まらないということは実家に帰るか、そのままホームレスになるかです。

かなりシビアな状況になりますね。

スマホの契約ができない

厳密にはスマホ本体の分割ローンができない事があるようです。

3大キャリアは厳しいでしょうね。

クレジットカードが作れない

これも聞きますね。

やはり家賃滞納で強制退去というのは、社会的には相当ダメージが大きいと思った方が良さそうです。

保証会社の社員には元消費者金融の人間が多いと聞きますから、金融関係の信用情報にもブラックリスト人間として伝わる可能性が大きいでしょうね。

【注意!】強制退去のでは次のアパートの賃貸契約のハードルは段違い

ところで、アパートの入居の際にはいろいろと書類を書いたと思います。

その中に「現住所」というのがあったのを覚えているでしょうか?

実はこの現住所という欄がクセモノなんです。

強制退去の前であればそこを現住所として書けますが、追い出された後では現住所がないということになります。

すると、不動産屋は先ず部屋は貸しません。

現住所が無いということは、何らかのトラブルを抱えた人間と判断されるからです。

なので、次のアパートを見つけるのならば強制退去のにすべきです。

でないと、ホームレスになってしまいますよ。

まとめ

どうでしょう、強制退去のリアルが少しは伝わったでしょうか?

実を言うと、知人が強制退去になったことがあるんです。

ハッキリ言ってキツイです。

荷物のほとんどを運送会社に持って行かれて、身の回りの品だけを紙袋に詰めてトボトボ歩いてましたから。

縁があって彼を少しだけ手助けしたのですが、その後アパートを借りることはできませんでしたね。

家賃滞納から強制退去って、アッという間なんですよ、ホント。

いろいろと聞いたところによると、1ヶ月滞納する人はその半数がいずれ強制退去になるとか。

家賃滞納って、する人はするけど、しない人は絶対にしませんものね。

そして家賃滞納をする人は高確率でノンバンク(クレサラ)からの借金があるらしいです。

ある専門家がこんな事を言ってました。

『家賃を滞納する人間は、人生が終る一歩手前まで来ている』

厳しいけど、「当たってるなあ」と思いました。

みなさん、どうか家賃だけはキチンと払いましょう。

そして、万が一家賃を滞納してしまったら素直に大家さんに謝罪して相談しましょう。

誠意をもってお願いすれば少しは待ってもらえるかも知れませんから。

では、おわり。

 

家賃滞納から強制退去までの実体験記事はコチラからどうぞ

実録体験談】家賃滞納から強制退去までのすべて

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