以前、攻略プロに必要なことはハッタリだという記事を書きました。
この記事は半分ユーモアを交えた記事だったんですが、攻略屋たちについてはそれなりに当たらずとも遠からずだったと思います。
では、パチプロ全般ということになると何が大切なのかというのが今回のテーマです。
結論から言ってしまうと、それは早寝早起きと足し算引き算ができる事です。
フザケて言っているのではありません。
現実にパチンコで稼いでいる人とそうでない人を観察していて、自然と出てきた結論です。
クギを見る目だとかキカイ(体感器)の操作といった各論的なこととは別に、もっと基本的な部分でのお話です。
パチプロの就業時間は堅気の勤め人と同じ
「早寝早起き」からいきましょうか。
パチプロに限らず、ギャンブルで生活している人種というのは自堕落な生活をしているイメージだと思います。
Vシネマなんかでよくあるように、夜な夜な酒だ女だと朝が来るまで遊びに精を出している、そんなところでしょうか。
ところが、ちょっと考えれば分かることですが、パチプロが夜遅くまで遊び歩くというのにはムリがあります。
なぜなら、次の朝には開店前のパチンコ屋で店が開くのを並んで待ってなくてはいけないからです。
夜遊びの挙句に寝坊して押っ取り刀で駆けつけても、お目当ての台には既に同業者が座っているだろうし、他の打てそうな台にも常連さんが座っているでしょう。
(※念のために注釈を入れます。「押っ取り刀で」とは「のんびりと・ゆっくりして」と言う意味ではありません。正反対の「大急ぎで・大慌てで」と言う意味です。ちなみに中学3年生レベルの知識です)
まさか「その台は俺様が狙ってたんだから、どかんかい!」などと言うわけにもいきませんから、その日は台にあぶれて丸坊主という事にもなりかねません。
(※こーゆー理不尽なことを言うのは攻略プロに多かったのですが、ボクは嫌いでしたね、こーゆータイプは)
結局、ちゃんとしたパチンコが打てる人というのは朝からきちんと「出勤」できる人という事になります。
パチプロというのは自堕落なイメージがありますが、就業の時間帯は堅気のサラリーマン諸氏と同じく朝から始まって夜まで、です。
これが「早寝早起き」の意味です。
収入の範囲内で暮らさないと生活は破たんする
次は「足し算引き算」
ちょっと引っ掛け気味のタイトルでしたが、意味するところは経済管理ができるかどうかという事です。
見出しにある通り、収入と支出をちゃんと考えて財布を開くことができない人は生活が続きません。
そういう人は、いずれ借金で首が回らなくなって最後には破綻します。(実際、何人もそういう人を見てきました)
普通の人には理解できないかも知れませんが、パチプロという人種には昔で言う準禁治産者や禁治産者レベルの人が相当数存在します。
たとえば、月に100万円の収入があっても5万円の家賃さえ払うことができない人や、月収が50万円なのに家賃15万円のマンションに住んで月30万円のローンを組む人etc
控えめに言って、どこか人間的にもおかしい人達でした。
今ではボクの人生観の一つとなっている「経済観念のダメな人は人間的にも問題がある」というのは、彼らを反面教師にして身に着いたものです。
厳しいかも知れませんが、このことは結構当たっていると思います。
お金にだらしない人は、そうでない人に比べて人間関係のトラブルが多い気がしますので。
もちろん、普段こんな事は口にしませんけど・・・。
まとめ
以上、ザックリとでしたがパチプロで食べていくのに大切な事柄を2つほど挙げてみました。
マンガやVシネマと違って、現実にはパチプロにも真面目さや自己管理能力といった当たり前のことが問われるんですね。
これまでパチプロに限らずいろいろな遊び人を見てきましたが、生き残れるかどうかといった分かれ道で決め手になったのは、やはり地道な努力や自己管理ができるかどうかだった気がします。
この手の話ではクギや台のクセを見抜く眼力だとかキカイ(体感器)の操作の上手・下手が話題になることが多いのですが、そういうのを期待して読んでくれた方には悪かったと思います。
すみませんでした。
ですが、クギやキカイに関することなんて言ってしまえば二の次三の次であって、稼ぎとはあまり関係が無いというのが本当のところなんですよ。
もっといえば、パチンコ雑誌に載っている期待値計算とか収束に関する数列式なんていうのも要りません。(キカイのセッティングも難しい知識は不要です)
そもそも、パチプロには中学生レベルの四則計算すら覚束ない人が多いのですが、それでも彼らは十分稼いでいましたよ。
そこら辺の話は、機会があればお話しようかと思います。
とりあえず、今日のところはこの辺で。
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