京大吉田寮の思い出

京大吉田寮

ネットで京大の吉田寮の記事を見かけた。

築105年、風呂なし鍵なし上下関係なし 京大吉田寮に暮らす人々

思わず懐かしくなってしまい、食い入るように読みました。

京大には高校時代の友達が在籍していた関係でよく遊びに行ってたんだよね。

彼がその吉田寮に住んでいたので何回も泊めてもらったなあ。

おもしろい場所だった。

まるでそこだけ時間の流れが止まってるかのような空気で、世間体とか肩書きとか収入とか、そういった一切の俗的な要素がない空間だった。

当時、人生に迷ってパチプロなんかやっていた20代のボクにとって、いくつかあったホッとできる憩いの場所のひとつだったんだ。

今日はそんなことを思い出したので、つらつら書いてみる。

京大吉田寮|俗的な要素が無い不思議な空間

冒頭でも言ったけど吉田寮は世俗的な空気感がまったく無い場所だった。

当時はバブルの余韻があって、世の中全体が浮かれていて雑でいい加減な空気が蔓延していたんだけど、吉田寮にはそんな空気が微塵も無かった。

まるで別世界。

どこかの離れ小島とか異次元空間にでも迷い込んだ感じ。

居心地は良かった。

大学生くらいだと異物排他的な感覚が働く年頃だけど、吉田寮の連中って全然そんなのがなくて、どこの誰かもわからないボクにも良い意味で無関心で居てくれたし、また程良い距離間で迎えてくれた。

寮生の友達っていうこともあったんだろうけど、ボクは本当にうれしかったよ。

世の中の動きとは関係なく生きている空気が、ボクには非常に馴染んだのを覚えている。

高等遊民|レールを外れて生きている連中

もともと京大というのは(東大の官僚的な空気との対比で)自由で奔放な校風だとは聞いてるけど、吉田寮に居た連中は相当な自由人ばかりだったと思う。

大学なんて行ってなくて何回も留年してても平気の平ちゃんだったり、休学して海外をバックパッカーで回ってたり、何やらわけのわからない趣味に没頭してたりetc

とにかく楽しい連中が多かった。

一言でいうなら「アナーキー」な連中だったといえばいいのだろうか。

そういえば、日本一のニートで有名なphaさんも京大出身だったね。

まさにあんな感じの人が多かった。

世間のレールから外れて生きるとはいっても、アウトローっていう感じじゃなくて高等遊民といった感じの知的な隠遁者。

居心地よかったなあ、あの空気。

もう一回、吉田寮でグダグダした時間を過ごしてみたいな。

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