(この記事は、2018年4月30日時点の情報に基づいて書いてます。)
ここ数日、TVやネットで騒がれてた脱走犯:平尾龍磨容疑者(27歳)が捕まったようですね。
いつもならこういうニュースには興味が湧かないんですが、今回は『塀のない刑務所』というフレーズが気になって少し調べてみたんです。
塀のない刑務所「愛媛県松山刑務所大井造船作業場」
「塀のない刑務所」というのはその名の通り高い塀や鉄格子のない刑務所で、日本に4ヵ所しか設置されていない珍しい刑務所というか施設らしいです。
【4ヵ所の塀のない刑務所】
- 北海道 網走刑務所 二見ヶ丘牧場
- 千葉県 市原刑務所
- 広島県 広島刑務所 有井作業所
- 愛媛県 松山刑務所 大井造船作業所
高い塀やフェンスや鉄格子がないなんて脱走し放題じゃないかと思うんですが、まさしくその通り脱走し放題の施設みたいです。(だから今回の脱走が可能だったんですが)
ただし、この施設へ入れるのは受刑者の中でも極一部のエリート模範囚だけで、脱走しそうな受刑者は入れないという敷居の高い施設のようです。
ちなみに、全国には受刑者が約5万人いるらしいのですが、4カ所の「塀のない刑務所」へ入ることができるのは数十人という狭き門。
その選ばれし者が仮に50人だとすれば、模範囚の上位0.1%です。
刑務所なのに(入る時は)敷居が高くて、出る(脱走)のは自由なんて変ですけどね。笑
では、そこへ入ることができた平尾龍磨容疑者って相当なエリート模範囚だったということですが、彼がどんな人物なのかを調べてみたところ・・・。
エリート模範囚:平尾龍磨容疑者の人物像
色々とすごい人だと思う。#広島市内#脱走受刑者#確保の瞬間#平尾容疑者#広島県警#平尾受刑者#身柄確保 pic.twitter.com/5gIx38BmQu
— モッツァレラ祭り (@_02152224) 2018年4月30日
上のツイートを見た方が早いです。
調べる前にあった「上位0.1%のエリート模範囚」のイメージが、ガラガラと音を立てて崩れましたよ。笑
ちなみに、上のツイートでは脱走の理由が「入院している妹さんに会いに行くため?」とありますが、後々の報道で分かった事には「刑務所内での人間関係が嫌になって」というのが実情のようです。
0.1%の模範囚といっても、やはり人間関係はいろいろあるんでしょうね。
広島で捕まった時には所持金2万円ほどを財布の中に持っていたとのこと。
車上荒らしなどをして稼いでたんでしょう。
食事は留守宅に忍び込んで勝手にそこにあったものを食べてたらしいです。
たくましいというか、図々しいというか、生命力は人一倍あるみたいですね。
再度ツイートを見ると、中学時代のあだ名が「盗賊」
いやー、中学生にして既に盗賊ですか。
『俺はあそこの店でこれだけ盗ったぜ!』などと友達に盗賊ぶりを自慢していたっていうんですから、この頃から将来が見えてましたね。
またそれだけに実績もスゴイです。121件ですって。
よくもまあ、これだけの窃盗ができたもんだと驚きましたわ。
これでも受刑者の中では上位0.1%のエリート模範囚っていうんですから、他の下位99.9%の連中はどんだけなんだって思いましたよ。
まあ、この事件で「塀のない刑務所」なんてのが存在することと、受刑者の上位0.1%の模範囚がどんなものかがわかったのが良い事でしたね。
では、くだらないトレンド記事でしたが、最後までのおつきあい有難うございました。
PS/この人の人物像を追いかけてたら、昔20代の頃に関わりを持っていたパチプロ仲間のことが頭に浮かんできました。ここまで酷い連中ばかりではありませんが、かなりこの種類の人間に近いのも居ましたから。今は昔ですが。
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