軽自動車のオイル交換の時期|ガソリンスタンドの詐欺営業に要注意

オイルの部分

先日、ガソリンを入れに行ったんですよ、ガソリンスタンドに。

そしたら、ボクがちょっとトイレに行ってる隙にボンネットを勝手に開けてなんかやってるんです。

ガソリンスタンドなんで「勝手に開けた」ってのはちょっと厳しすぎかも知れませんけど、ボクはあれが大っ嫌いですね。

一言断りを入れるべきじゃないかって思うんですが・・・まあ、この件は本題とは違うので置いときましょう。

ボクが車に戻って来るや否やスタッフのお兄ちゃんが言いました。

「お客さ~ん、かなりオイルが汚れてますね~」

お兄ちゃんはオイルのゲージ棒を白い布でサッと拭いて、油の滲(にじ)んだ部分をボクの方へ見せました。

で、「今週はオイル祭りなんで、当店価格の割引キャンペーンが~~」と続けましたね。

ガソリン屋のこの手の売込みには辟易としているんですが、実はその時はチョットした事情からイタズラ心が芽生えまして、そのスタッフのお兄ちゃんをからかったみたんです

今回は、その時のおもしろかったやり取りの話です。

オイルもエレメントも先週交換したばかりなんですけど…笑

実のところオイルもエレメントも一週間ほど前に交換したばかりだったんですよ。

ちなみに行き付けのディーラーで、です。

それで「オイルが汚れてます」は無いですわ。笑

でも、念のため尋ねてみました。

「そんなに汚れてますか?」って。

そしたら、

「ええ、かなり汚れてますねえ。だいぶん(オイル交換)してないでしょう?」だって。笑

ちなみに目視ではやや黒ずみがあったんですが、おそらくお兄ちゃんはゲージ棒を抜く際に円筒の壁に擦りつけるようにして抜いたんだと思います。

自宅に帰ってから確認のため自分でゲージ棒をチェックしたら、半透明の茶褐色で新しいオイルの色でした。

そこでカウンターパンチを出します。

「おかしーなー、一週間前にオイル交換したんですけどねー」

ボクはそう言いながら運転席の横に貼ってある「オイル交換シール」を見ながら続けました。

「やっぱり、ほら、先週交換してますね」

この一言でお兄ちゃん、やや慌てたみたいでした。

でも、こう切り返してきましたよ。

「あ、ああ、その時にエレメントは交換しなかったでしょう。だから汚れが残ってるんですよ」

ゴメンな、お兄ちゃん、エレメントも交換したんだわ。

「いや、その時にエレメントも一緒に交換しましたよ」

一瞬、ボクとお兄ちゃんの周りだけ時間が止まりましたね。笑

でも、お兄ちゃんも粘ります。

次はこう言って来ましたよ。

「う~ん、たぶんお客さんの車の年式から言って、内部にスラッジが溜まってて~~~」

シドロモドロになりながらも、お兄ちゃんは抵抗して来ました。

お兄ちゃんは「古い車だから車内部にスラッジ(ヘドロみたいな汚れ)が溜まってて、オイルとエレメントを交換してもすぐに汚れる」と言い張るんですね。

素直に引けばいいものをまだ言い訳がましく食い下がって来る上に、「スラッジ」とかカタカナの業界用語を多用した物言いにカチンと来たんで、一発先制パンチを打ちました。

「でも、その時にフラッシングもやってもらったんだけど・・・おかしーなー」

「フラッシング」っていうのは、車の内部に溜まったスラッジといわれるゴミやヘドロの掃除のことです。

お兄ちゃんがこの後、このフラッシングを出して来るであろうことがミエミエだったから先にコチラから言ってやったんです。

ちなみにフラッシングをしたというのはウソです。笑

一週間前にオイルもエレメントも交換して、フラッシングまでしてある。(フラッシングはウソですが)

にもかかわらず、オイルがかなり汚れているとは、これ如何に?

ここに至っては、さすがにお兄ちゃんも困った様子で黙ってしまいました。

最後のトドメにボク自身がもう一度オイルのゲージ棒を抜き差しして(オイルの汚れ具合を)チェックしようかとも思ったんですが、まあそれも大人げないんで止めましたけどね。

「ありがとー、オイルのことは気に留めておくよ。とりあえず今日は急ぐんでガソリンだけでいいです」

ボクがそう言ってお金を差し出すと、お兄ちゃんは気まずそうな感じで清算してくれました。

ちょっと意地悪が過ぎたかなーと思いつつガソリンスタンドを後にしたんですが、お客さんの中にはああいうセールストークに騙されて、しなくても良いオイルやエレメントの交換をさせられてる人も居ると思うのでたまのお灸もいいでしょう。

ところで、みなさんはオイルやエレメントフィルターの交換時期って分かってますでしょうか?

ガソリンスタンドやディーラーでは、

「オイルは3000~5000kmに1回は交換してください。で、オイル交換2回に1回はエレメントも交換するべきです」

こんな風に言われてませんか?

コレをそのまま鵜呑みにしているとは思いませんが、念のためメーカーの公式発表の数値を載せておきますので参考にしてくださいね。

オイルやエレメントフィルターの交換時期|世界のトヨタの公式見解

トヨタのマーク

ガソスタやディーラーの店員のセールスとかではなく、キチンとした客観的なデータに基づいた数値が以下の表です。

どちらも、世界のトヨタのHPからの引用です。(他の自動車メーカーもほぼ同じ数値です)

これらを見ると、普通の車を普通に乗っているのであればオイル・エレメントともに早くても7500km、最大15000kmで交換すれば良いとわかりますよね。

しかも、この数値はメーカーの公式発表ってところがミソです。

わかりますか?

日本のメーカーはクレームを恐れて厳しめの基準値を出す傾向があるので、この数値でもかなり車への安全性や悪影響を考慮して辛めに出しているだろうということです。

なので、これでもまだまだ余裕があると思っていいわけですよ。

そうするとガソリンスタンドやディーラーが言ってる「3000~5000kmに一回」とかいうのが、如何に馬鹿げているか分かりますでしょう。

ちなみに表の右端にある「シビアコンディション」てのが気になるかも知れませんが、これはタクシーなどのように営業で走る車と思えば良いです。

普通に通勤したりスーパーに買い物に行ったりするような乗り方だったらシビアコンディションには入りません。

それでも気になる方は、標準とシビアコンディションの中間をとったら良いと思いますよ。

実はボクがそうしています。

具体的には、1万kmに1回の交換です。(その時にオイルもエレメントも一緒に交換します)

これで20年以上何台もの車を乗って来てますけど、オイル関係で何か問題が起こったことは1度もありません。

友人知人の中に3000kmとか5000kmで交換している人が居ますが、彼らの車の方が長持ちするとか壊れにくいなんて感じたことはこれまでありませんでしたね。

【オイル交換の目安】

車種 標準交換時期 シビアコンディション時の場合
ガソリン車(ターボ車除く) 15,000km、または1年 7,500km、または6ヶ月
ガソリンターボ車 5,000km、または6ヶ月 2,500km、または3ヶ月
ディーゼル車 5,000km~20,000km、または半年~1年ごと 2,500km~10,000km、または3ヶ月~1年ごと
  • 車種によって異なりますので、詳しくは取扱書を参照いただくか、お近くのトヨタのお店にお問い合わせください。
  • あくまでも目安です。早め早めの交換をおすすめいたします。
  • 使用状況により劣化状態は変わります。また、エンジンオイルはクルマを使わなくても自然に劣化します。
*シビアコンディションの条件:悪路走行が多い、走行距離が多い、山道など上り下りの頻繁な走行等

【エレメントフィルターの交換目安】

車種 標準交換時期 シビアコンディション時の場合
ガソリン車(ターボ車除く) 15,000km 7,500km
ガソリンターボ車 10,000km 5,000km
ディーゼル車 10,000km~20,000km 5,000km~10,000km
*シビアコンディションの条件:悪路走行が多い、走行距離が多い、山道など上り下りの頻繁な走行等

※上記のデータはどちらもトヨタのHPからの引用です。

フラッシングの効果はあまり無い

次は、これまた物議を醸しだしやすい「フラッシング」について。

結論から言うと、効果はあまりありません。

理由は以下の通り。

昭和の昔ならいざ知らず、今時の車ってかなり性能が良いしオイルだって質が良いです。

つまり、普通に乗って普通にオイル交換をしていれば車の内部にスラッジが溜まって故障になったりはしません。

今時のオイルには潤滑力以外にも洗浄力も備わっていますから、自然と日常的にゴミの掃除もしています。(※そもそもオイルやエレメントはその為にあるんですから)

それでも長年(5年とか10年)の蓄積によってこびり付いたスラッジが溜まることはありますけど、それってフラッシングじゃ取れないんですよ。

ちなみにフラッシングって何をするかといえば、フラッシング用のオイルを車に入れてエンジンを回して内部を循環させてスラッジを取り除くんですが、そんなんではこびり付いたスラッジはなかなか取れないのが現実なんです。

そんなので取れるんなら、普段のエンジンオイルの洗浄作用でもう既に取れてるわけですから。

じゃこびり付いたスラッジはどうすればいいのか?

放っておけばいいんですよ。

それで壊れるようなことって先ずありませんし、ボクや周りの人の経験でもそれで車の寿命が短くなったなんてことはありませんね。

もしも車に悪影響が出るようであれば、フラッシングではなくてエンジン回りを分解して掃除しなければダメなんです。

ここら辺のことは知人のツテで整備士さんに聞きました。

つまり、フラッシングっていうのは気休め程度でしかないってことです。

ガソリンスタンドの店員が言う様なスゴイ効果はありません。

まとめ

◎今のオイルにはもともと洗浄能力が備わっているので、わざわざ別途にフラッシングする意味はない。

◎エンジン内部にこびりついて取れないスラッジは分解して掃除しなければダメなのでフラッシングしても無駄。

◎ボクは20年以上車に乗ってますが1回もフラッシングしたことありません。でも支障はありません。

⇒【結論】フラッシングは必要ない。

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