ちょっとした野暮用で、昔パチプロだった頃によく通った地域に行ってきました。
用事が終って一人になれたので、当時打ちに行ってたパチ屋にいってみたら・・・あれ? それらしき建物がなくなってる。
風景も当時とは微妙に変わってるから、もしかしたら自分が場所を間違えたのかと思い近所を歩き回ってみたんだけど、やっぱり場所は間違いない。
パチ屋があった場所にはセブンイレブンが建ってて、横にあった広い駐車場はネカフェになってた。
時間が経ったんだ・・・。
その店は恐竜王国(キカイでの止め打ちデス)でよく世話になった。
末期はやや怪しまれたけど、トラブルらしいトラブルもなくまあ無事に打てた。
気分が乗らない時にはセブン機や羽モノ(ヒラ打ち)でも小銭が稼げた良い店だったよ。
店員は中年男性とその奥さんっぽい感じの夫婦が多くて、どの人もマトモじゃない感じだった。
マトモじゃないってのは、スジ者とかじゃなくて「ワケあり人間」って意味。
サラ金から逃げてきたとか、商売が失敗して夜逃げしたとかetc 中に一人知恵遅れっぽいオジサンもいたなあ。
弱者の集まり。
店構えも「ザ・昭和」って感じの古い建物で、周囲の店に比べて明らかに時代遅れ感があったなあ。
でも、そういうところが自分好みだったんだ。
世間の流れに馴染めなくて誰からも相手にされないパチプロなんていう生活をしてた自分にとっては居心地が良かった。
はぐれ者たちの居場所。
冷静に考えてみたら、あれからかなり時間が経ってる上に時代に取り残された店だったから残ってると考える方がどうかしてるよな。
なんだか寂しい気持ちになった。
ま、話はこれで終わりです。
何のオチもないんだけど、ちょっと気持ちが乗ったから記事にしてみました。
あんまり読まれない様なら削除か下書きに戻そうかな。
じゃ、また。
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