【檀家制度の問題点総まとめ】菩提寺と檀家の関係やそのメリットデメリット

 

大仏

 

「檀家制度」というのを耳にした事があるでしょうか?

簡単に言うと、檀家が菩提寺にお墓を置かせてもらう代わりにお金を払うという会員制度のことです。

小難しい表現ですが、「菩提寺」というのはお寺のことで「檀家」というのはそのお寺にお墓を持っている家のことです。

 

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檀家制度を具体的に解説|檀家と菩提寺の経済的な関係制度

具体的な話をしますね。

家族の誰かが亡くなったとしますよ。

そしたら葬式を終えた後には、お墓を建てて骨を納めますよね。(納骨)

そのお墓というのは普通はお寺の敷地内に作るんです。(※お寺以外の場所に納骨する方法もあります。その場合には檀家制度は関係ありません)

勝手に自分の家の庭とかにお墓を作ってはいけません。(法律で決められている)

 

なので、お寺に納骨する為にはお寺にお願いして自分の家のお墓を作ってもらわないといけません。

そのお寺のこと菩提寺といい、お墓を作ってもらった家はその菩提寺の檀家ということになります。

菩提寺はお墓を設置してあげる代わりに檀家からお金を集めることで寺院の経営をやっていく、これが檀家制度です。

ちょうど、賃貸アパートの大家さんが菩提寺で、そこに住む人が檀家みたいなもんですね。

簡単でしょ?

明け透けに言ってしまえば、お墓の設置という既得権に基づいた集金システムが檀家制度なんです。

 

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檀家制度のメリット・デメリット

檀家というのは菩提寺のお坊さんからすれば「お得意様」なのですから、それ相応に面倒をみてくれます。

その反面、お布施という形でお金がかかりますが。

そこら辺のメリット・デメリットをざっくりと解説します。

 

檀家制度のメリット

次の2点がメリットですね。

  • 手厚い供養が受けられる
  • 葬儀や法事について相談できる

「手厚い供養」というのは、例えばお盆や年始年末といった(お坊さんが)忙しい時でも檀家になっていれば優先的にしてもらえるとかです。

また、普通の人ではわからない葬儀や法事といった催事について気軽に相談できます。

檀家というのは、お坊さんからすれば自分のお寺を経済的に支えてくれるスポンサーなのですから、これぐらいのことは当たり前といえば当たり前でしょうが。

 

檀家制度のデメリット

次に檀家になるデメリットです。

  • 経済的負担(お金)
  • 菩提寺に拘束される
  • 離壇する時のトラブル(お金)

上の3点について説明します。

これはちょっと頭に入れておいた方が良い事なので詳しめに。

 

【経済的負担】

檀家になるには最初に入壇料といったお金を払わなくてはいけませんし、その後も催事ごとにお布施が要ります。

また、お寺の修繕や改修があればその為の寄付も求められたりします。

なんにせよ経済的な負担がついて回ります。

 

【菩提寺に拘束される】

檀家制度というのは菩提寺と檀家の関係が1対1であることが普通なので、勝手に他のお寺との付き合いを持つことが出来ないということです。

このこと自体は別に大したマイナスでもないんですが、いったん結んだ「檀家ー菩提寺」の関係はなかなかのことでは解消(離壇)できませんので、変なお寺の檀家になってしまうと後々厄介です。

なので、最初に菩提寺を選ぶ際には重々注意しましょう。

 

【離壇する時のトラブル】

「檀家ー菩提寺」の関係を解消することを「離壇」といいますが、これは菩提寺からすればあまり喜ばしいことではありません。(というか、かなり腹立たしいでしょうね)

だって檀家が菩提寺との関係を切って経済的スポンサーを止めるということですから。

なので、離壇を申し入れた檀家に対して嫌がらせの意味で異常な離壇料を求めて裁判沙汰になっているケースもあります。

こういう厄介なケースがあることは知っておいた方がいいでしょうね。

 

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檀家制度にかかる費用の目安

最後に、檀家制度にまつわる費用の話をします。

といっても、お金のことって相場があってないのが葬儀業界の悪いところなので、ハッキリとした金額はその都度確認してくださいね。

あくまでも目安という意味で見てください。

 

入壇料

お寺の檀家になる際に払うお金です。

おおよそ10~30万円ですが、やはりお寺によってマチマチなので必ず都度確認が要ります。

 

管理費(墓地の使用料など)

1年分まとめて払うことが多いです。

だいたい年間数千円~数万円と幅が広いので、これまた都度確認ですね。

主に、お墓の掃除とか管理・使用のための代金です。

 

催事のお布施

お盆といった法要や催事に払うお金です。

これまたお寺によって金額はマチマチですが、だいたい数千円から数万円の幅がありますね。

 

修繕改修費

お寺の修繕や改修の費用です。

こんなものまで檀家が負担しなくていけないなんて不思議な気がしますが、昔からの風習なので仕方がりません。

その都度、「一口5千円で2口以上お願いします」などと言われます。

 

離壇料

これは現代増えているトラブルの種ですね。

現代は檀家制度の煩わしさを嫌がって檀家を止める(離壇)家が増えているんですが、その際に求められる「手切れ金」みたいなものがコレです。

普通であれば数万円から精々20万円ほどなんですが、中には嫌がらせで異常な高額を吹っ掛けてくる寺院があるので要注意です。(弁護士に相談するのが良い)

 

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檀家制度のまとめ|お寺選びは慎重に!

以上見てきたように、檀家制度は経済的な負担や心理的な煩わしさが付きまといます。

菩提寺となるお寺さんと良い付き合いができればそれに越した事がありませんが、もしも悪いお寺の檀家になってしまったら・・・非常に嫌な思いをすることになります。

上でも言いましたが、いったん入壇してしまったらナカナカ離壇はしづらいのが現実です。

また、離壇料を吹っ掛けられたりといったことも考えておかねばなりません。

なので、最初にきちんと下調べをした上で入壇する方がいいでしょうね。

決して「近所のお寺だから」とか「たまたま看板を見て」などといった安易な決め方はしないでくださいね。

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